2019年3月25日は青学の卒業式でした。僕は、こういう明るい卒業式って一度も経験したことないんです。実は(笑)。ただただ羨ましかったなぁ。輝いて見えました。僕のゼミ生が仲良く、こうして卒業式を迎えられて本当に嬉しいです(何名か、写真には合流できなかったけど)。
同僚のある先生が話していたけど、卒業って米国では"Commencement"。はじまりですね。僕は、あるロー・スクールの卒業式しか知らないけど、あれは学生1人1人のために、大学側が開いている気がします(日本はそうじゃないですよね。きっと)。僕には当時、誰も参列してくれる人はいなかったけど、メンターを務めてくれたJDの学生2人(当時は彼氏と彼女、今はご夫婦)が輪に入れてくれて、家族に会わせてくれたのを今でも覚えています。これから弁護士になってそれぞれの道を進む時(卒業式の日は5月なので、まだ7月の司法試験を受けていないんですけどね)、まずは卒業できたこと、司法試験の受験資格を得られることを素直に感謝し、努力を家族や友人と分かち合う。JDの学生は、借金して勉強している人も多いので、喜びというか安堵感はひとしおでしょう。卒業式ってそういう日なんです。終わりっていうより、1つの過程であり、まさにはじまりを祝う特別な日。
出会いには別れがつきもの。僕も、ゼミ生と出会えたことに改めて感謝して、新学期に臨みたいです。寂しいのもあるかな。やっぱり。寂しくないというと嘘になるけど、もう僕には教えられることというか、一緒に学べることがないので、別な世界で日々学び、活躍してほしいです。
ゼミ生はもちろん、卒業生、とくに法学部の卒業生に幸多きことを祈って。
(Congratulation to my students for their graduations on Mar. 25, 2019 at Aoyama Gakuin University, Shibuya Tokyo, JAPAN)
