2019年3月1日金曜日

記録:データ契約の将来と展望



第73回STIG PoPセミナー
データ契約の将来と展望」
2019年2月25日(月)18:00~19:30
リファレンス新有楽町ビルY203号室で開催

(お越しいただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。)
パネリスト(50音順)
内田 誠 iCraft法律事務所(アイクラフト法律事務所) 弁護士・弁理士

城山 英明 東京大学大学院法学政治学研究科 教授

羽深 宏樹 経済産業省 商務情報政策局情報経済課 課長補佐 弁護士

安平 武彦 経済産業省 商務情報政策局情報経済課 課長補佐 弁護士



(写真はすべて、フォトグラファーの今祥雄氏によるものです。)
  • 21 世紀のデータ駆動型社会は、AIやデータ利用に関する技術的な発展だけでは実現できないー契約等の法的なツールを利用できて、はじめて実現しうる
  • イノベーティブな契約書を生み出すことは極めて難しく、米国でも守秘義務等が障害になって契約書の内容をイノベーティブなものにする試みはなかなかできていない中で、日本におけるデータ契約ガイドライン作成の試みは先進的なもの
  • 必要なプライバシー保護やセキュリティの確保を大前提として、契約自由の原則のもと、データ契約はグローバルな枠組みの中に置かれうる(Data Free Flow with Trust