2017年8月14日月曜日

ゼミの選考について(4)何が夢か

夢って持っていないよりは、持っているヒトの方が輝いているように思います。ゼミ生にはぜひ、どんな小さな夢でも持っていて欲しいです。

夢は目標であり、目標が定まっていれば、それを実現するために必要な大まかな時間、自分が割くべきないし割けるリソース、他から得なければいけない助力などが具体的に見えてきます。必ずしもすべてが叶う夢ばかりではない。それはそのとおりです。しかしながら、目標を設定しなければ、そもそも何かを叶えるための行動さえまったく具体的に見通すことが出来ないのです。そうすると、行き当たりばったりの無駄な行動ばかりする可能性が高まってしまいます。

夢を持っているヒトって、言いっ放しということがなくて、一定期間に失敗でも成功でも、何かしらの結果を出せるヒトです。成功したらそれでよし。仮に失敗したら、そこから原因を分析して再チャレンジすれば良い。目標が高すぎるなら、目標自体から再設定したって構わない。ずるずる何も考えないでインターンに出たり、ウェイ-って騒いでいても、何も生み出されませんけど(笑)、なかなか分かって貰えないんだよなぁ。

最初は突拍子もない夢も、違った形で叶うかもしれません。たとえば、ゼミ生の中にはオリンピック選手になることを目指そうとした学生がいました。その方は、いろいろと悩んで、結局、一番行きたい企業に就職することにしました。自分が才能を賭けて輝ける何かを、頑張れる何かを一生懸命悩んで見つけたのです。オリンピック選手の夢は、別な形で、叶うことになったのだと思います。

僕のゼミに来てくれるヒトにはぜひ、夢を持って欲しいと思います。僕もその夢の実現に、ほんの少しでも協力できたらと思っています。