2017年8月12日土曜日

ゼミの選考について(3)他の人とどこが違うのか

ゼミの選考を含めてあらゆる選考プロセスでは、他の候補者との差別化が重要です。他の候補者がいる場合、その候補者ではなくて自分がより望ましいことをぜひ伺わせてくださいね。

具体的にいえば、差別化で重要なのは、あなた個人のエピソードです。これだけは誰にも負けないという話でもいいですし、部活の逸話でもよいですし、懇親会部長で盛り上げるのに自信があって誰にも負けませんでもよいですが(笑)、自分だけのエピソードをぜひ用意していただければ幸いです。大事なのは、あなたの話であって、誰かがこう言っていたとか、コメンテーターのような話ではありません。自分の経験や体験を具体的に話しながら、自分が誰とも違う存在なのだと証明してください!

あくまでたとえば、ですけど、僕の講義での経験とか、僕が覚えていたり、知っている話だと、当然ながらお話の信憑性は高くなりますよね。医療と法についてであれば、病気の話とか家族の話などいろいろあり得ますが、具体的に話せないと信憑性を感じにくいかもしれません。

あらゆるプレゼンテーションで重要なのは、相手に信用して貰うことであり、そこで機能するのはさまざまなものです。権威、学歴、経歴、部活やサークルといった所属グループの信用、実績、過去の経験や体験などいろいろなものを駆使することが出来ますけど、皆さんにとって最も使いやすいのは、部活やサークルといった所属グループの信用、実績、過去の経験や体験などで、特に自分の経験や体験が大事になってきます。

前に、このゼミは特殊だと話しましたけど、ヒトと違っていてもよいゼミです。個性的であることが評価されるゼミですので、ぜひ、プレゼンも頑張ってください。