定期試験でよい成績を得ることは大事ではありますけど、そんなに簡単なことではないので、あまり気にし過ぎないで欲しいです。なぜなら、正解や講評が必ずしも公表されない以上、自分の回答のよさや悪さは事後的に確認のしようがないからです。先生がAAと付ければAAですし、BならBでしかないですから。
そういう意味では、定期試験の成績は結果でしかないと言えます。僕は、学生の皆さんが自分でちゃんと勉強して、それなりに書けて成績が出ないときは先生が悪いんだ、 こんな講義取らなければよかった、くらいの気持ちでよいのではないか、と本気で考えています。よければよかったね、ダメならせっかく勉強したけど仕方ないや、そのくらいで十分。大事なのは、勉強して得たものです。成績の結果じゃない。
ちなみに、先生方って誰でも、成績評価はかなり神経すり減らしていますし、 批判覚悟で付けています。枚数が多い先生も少ない先生も、これほど苦しい作業はたぶんありません。少なくとも、僕にとっては一番嫌いな作業です。
学生にとって最も大事なのは、講義やゼミの中で自分なりに何を得られたか、ではないでしょうか。 出席してもできなくても、 講義を通じて勉強して得られたモノがあれば、 それは人生にとってきっと役立てることができます。成績は、一端ついてしまったらそれが「成績」で後からは原則変えられないですし、留学等を除けば ほとんど見られることないです。そして、せっかく15回分の講義があって、それを定期試験の成績のためだけに復習したりとかしてたら、本当に無駄、だと思いません?貴重な時間や資源の無駄だと思いますよ。
※もし、どんな先生でもですが、人生でまったく役立たない講義なんてしていたら、 先生である意味がないし、そんな講義はダメだと僕は思っています。どんな先生でも、きっといつか皆さんの役に立てばいいな、そう思って教えていると信じています(個人差はあれど、ですけど)。

















