2020年3月16日月曜日

【お礼】2020年度のプレゼミの応募、ありがとうございました

コロナウィルス対策、大変なことになっていますね。シンゴジラの世界が、まさに現実に起きているんだな、と考えさせられます。

プレゼミに応募してくれた学生の皆さん、本当にどうもありがとうございました。毎年、プレゼミも本ゼミも、学生が応募してくれるのか不安なのですけど、心より深くお礼申し上げます。最終的に選ばれなかった方も、授業や本ゼミでお目にかかれるのを楽しみにしています。

男女比とかGPAとか、毎年のことですが、ここには書いていません(笑)。書きたいことはたくさんあるけど、それは入ってからのお楽しみ、ということで。僕が下した結論じゃなく、神の手によるものなので。

プレゼミって、学生の皆さんはどうやって選んでいるんでしょうね。
半期で、しかも本ゼミとは違う感覚で選ぶって、具体的にどうやるんだろうって思いました。

僕はプレゼミって、法律を楽しく学べるところに入るのが第一だと思っています。砂漠のような法学部で勉強し、学ぶ意欲がなくなっている方々と一緒に、法律を学ぶってどういうことなのかについて考えてみたいです。題材を医療にしているのは、やはり身近で、分かりやすい気がして。それだけです。GPAは、仕方ないですよね。切られたら切られたですけど、最後はどのプレゼミでも楽しめるかどうか、そこを大事にしたいです。

僕自身は、大学生のころ、労働法と国際法のプレゼミに入っていました。労働法では、セクハラやパワハラに加えて労災事件を扱った記憶があります。生々しすぎてつらかったですけど、債務不履行と不法行為の関係とか、行政法と民法の関係とか、幅広く学べました。労働法っていう科目の性質でしょうけどね(笑)。実は、医療と法でも、民法、行政法、刑法をまんべんなく扱います。

プレゼミでは、法律の細かい論点を掘り下げるというより、事件自体の見方、論じ方、結論の正しさ、その理由の妥当性、結論が正しくない場合の是正方法、そういう点を重視したいと思っています。基礎中の基礎だけど、他のゼミではやらなさそうなことをやりたいですね。

プレゼミ、どうかお楽しみに。