2018年11月16日金曜日

チャンスは何度も来ない?

青学の学生と話していてときどき思うのは、いい人が多いけど、チャンスについてはみすみす捨てる人が多いってことです(全員じゃないけど(笑))。4年前に赴任して以来、その印象は変わっていません。

まあ、チャンスなんて相対的なものだから、何かを捨てて、別なものを得ているならそれでいい。ただし、その見極め次第で、人生は変わります。それは、忘れないでほしいです。

授業やゼミをしていても思いますけど、質問して答えを貰い、それにまた応える、その一連のプロセスの中に、試験でキーとなる概念が潜んでいるかもしれない。わからなかったら、前の人と同じ内容が聞かれることを前提に、自分で調べて考えておけばいい。分からないといえば、寝たふりをすれば、静かに先の人に行ってくれる。でも、試験対策問題を考える機会を捨てる、そういう選択をしたのと同じ。授業やゼミに1時間半の間出席すれば、その1時間半に別なことをできる機会を捨てている、それをもっともっと意識した方がいいです。

人生でチャンスは3度、っていう言葉があるように、そんなに何度もやってきません。
だからこそ、目の前にあるチャンスは掴んでください。それが、どんな性質のものであっても。少なくとも、掴もうとする努力はしてほしいと思います。