無事に2回、終えることができました。2回目は比較的朝早くからの講義になり、出席しにくかったかと思いますが、参加してくれた学生の皆様に深くお礼申し上げます。
また同じ講義を聞く機会はたぶんないです。一部はどこかで話すかもしれませんけど、同じ話はできません(笑)。来年またとか、いつかまたとか、そんなのは「なし」です(笑)。お金も貰わず、単位にもならず、しかも休日を割いて開講される講義に参加するのは、ただ学びたいからですよね。そんな人にしか聞けない講義が、1つや2つあってもいいんじゃないかな、と僕は思います。
自分で学ぶ、単位とか関係なく学ぶ、何かを期待せずに学ぶってすごく貴重です。ハーヴァード大学の「CS50」とはコンセプトも内容もぜんぜん違いますけど、AIの高度化やその利用が進んだ社会でも生きていけるような基本的な知識、思考方法を学んでほしいというのは、「CS50」の本質に通ずるのではないでしょうか。
僕もできる限りのことは話しました。来年以降のことはわかりませんけど、ぜひ、これからもAIやシンギュラリティに関心をもって生きてほしいです。
This blog is mainly providing useful information to students who are interested in the seminar on law and policy in healthcare.
2018年10月29日月曜日
常に新しい価値を生み出せる?ーリスクをチャンスに変える
今学期は、あっという間に時間が過ぎていきます。ゼミをしていても、講義をしていても、時間が足りないなって思います。そのくらいがちょうどよい、はずですけどね(笑)。それなりに忙しい、そういうことですもんね。
法学部では、覚えたルールに事実を当てはめて、答えを出し、その結果をひたすら覚えることばかりやってきました。その結果として、法学部の学生だと自分の意見をぜんぜん言えなくなり、法律を学ぶことに面白さを感じる機会はほとんどなくなりつつあります。就職してから、上が右といえば右、左といえば左、下といえば下、それをただロボットのように実行していればずっと、安定的に退職まで給料をもらえる時代の法律学は、それでもよかったのかもしれません。
今の時代、たぶんですが、上に従っていたり、長いものに巻かれていたり、とりあえず世間一般的な意見を唱えていれば安全、ということはなくなってきているように思います。何を言っても、何をしても非難されるし(笑)、上に従っていても懲戒されたり、逮捕されたり。例を挙げたら枚挙にいとまがないくらい。こんな時代の法学部の講義やゼミでは、何をどうやって学ぶべきなのか。答えはなかなか見つかりませんね。
僕は、新しい「価値」を生み出せるような勉強が大事なのかな、と思っています。教科書や論文を読むのは大事です。暗記も少しは必要でしょう。でも、そこに新しい価値はない。みなさんがない知識を得ることはできますが、既存の価値が反映されたものを読み、暗記し、それをそのままアウトプットしていたら、既存の価値を再生産する道具になるだけです。それはある意味、凄く楽で、何も考えなくて済みますね。読む時間だけ、暗記する時間だけあればいいのですから。ただ、そもそもぜんぜん面白くないし(笑)、将来、あまり使えません。少なくとも、過去の知識は、そのままでは現実の世界ではほとんど使い物にならない。
新しい価値を生み出すには、皆の常識、通説判例を批判的に眺められる能力がどうしても必要です。たとえば、皆が正しいと思っているけど、この場面では明らかに変だ、とか、誰も疑問に思っていないけど、このまま発展した先には何か別の問題が潜んでいるから事前に対応しておくべきじゃないか、とか。そういう鋭敏な感覚が必要なのです。そのうえで、じゃあどうやって改善するのか、そのときに使える道具は何か、企業なら何を予想してどこまでの対応を行い、残りを政府に委ねる(ないし頼む)のか、などなど、未来を変えていく思考と行動をすればいい。
今のままでいいと思ったら最後で、決して今のままではいられない(笑)。世界は、そして万物は常に流転しているからです。企業や国家は、一応、法的には永続的な存在です。特別な事態がなければ、永続的に存在しえます。でも、変わらなければ、きっと衰退していくでしょう。最後は、構成員が誰もいなくなってしまうかもしれない。上司がよく言うように、日本の政府だって改革は続けているけど、世界の改革スピードには追いつけていないし、そもそも世界自体が変わってしまえば、計画している政策の効果は当然変わってしまいます。予想よりも効果が出ない、効果が出ないどころか悪影響が出る、そんなことだってありうるでしょう。ゼミも同じです。今が最高なら、その先を目指さないと、この先は廃れるだけです。
僕が考えるこの先は、ディベートというより、クライアントを意識したプレゼンやソリューションの発見ですかね。法理論的に答えを見つけられるようにはなってきていますが、クライアントの立場から眺めたら、最善には見えないものが多いし、若干現実離れした案もある。クライアントの最善の利益を考えつつ、現実離れしていない案を突き詰めていくと、敵でも味方でも似たような案に近づいてきます。そこでこそ、どこがクライアントにとって最重要な価値なのかを考えられるはずなんです。
ゼミも残すはあと少しです。4年生は卒論を中心に、毎回、実務よりの問題を扱っています。3年生は、時事問題にメスを入れて、自分たちなりの改善策を考えています。自分たちなりに、今の先を考えてみてください。新しい価値を見出せないと、ゼミでは意味ないと思うので。
法学部では、覚えたルールに事実を当てはめて、答えを出し、その結果をひたすら覚えることばかりやってきました。その結果として、法学部の学生だと自分の意見をぜんぜん言えなくなり、法律を学ぶことに面白さを感じる機会はほとんどなくなりつつあります。就職してから、上が右といえば右、左といえば左、下といえば下、それをただロボットのように実行していればずっと、安定的に退職まで給料をもらえる時代の法律学は、それでもよかったのかもしれません。
今の時代、たぶんですが、上に従っていたり、長いものに巻かれていたり、とりあえず世間一般的な意見を唱えていれば安全、ということはなくなってきているように思います。何を言っても、何をしても非難されるし(笑)、上に従っていても懲戒されたり、逮捕されたり。例を挙げたら枚挙にいとまがないくらい。こんな時代の法学部の講義やゼミでは、何をどうやって学ぶべきなのか。答えはなかなか見つかりませんね。
僕は、新しい「価値」を生み出せるような勉強が大事なのかな、と思っています。教科書や論文を読むのは大事です。暗記も少しは必要でしょう。でも、そこに新しい価値はない。みなさんがない知識を得ることはできますが、既存の価値が反映されたものを読み、暗記し、それをそのままアウトプットしていたら、既存の価値を再生産する道具になるだけです。それはある意味、凄く楽で、何も考えなくて済みますね。読む時間だけ、暗記する時間だけあればいいのですから。ただ、そもそもぜんぜん面白くないし(笑)、将来、あまり使えません。少なくとも、過去の知識は、そのままでは現実の世界ではほとんど使い物にならない。
新しい価値を生み出すには、皆の常識、通説判例を批判的に眺められる能力がどうしても必要です。たとえば、皆が正しいと思っているけど、この場面では明らかに変だ、とか、誰も疑問に思っていないけど、このまま発展した先には何か別の問題が潜んでいるから事前に対応しておくべきじゃないか、とか。そういう鋭敏な感覚が必要なのです。そのうえで、じゃあどうやって改善するのか、そのときに使える道具は何か、企業なら何を予想してどこまでの対応を行い、残りを政府に委ねる(ないし頼む)のか、などなど、未来を変えていく思考と行動をすればいい。
今のままでいいと思ったら最後で、決して今のままではいられない(笑)。世界は、そして万物は常に流転しているからです。企業や国家は、一応、法的には永続的な存在です。特別な事態がなければ、永続的に存在しえます。でも、変わらなければ、きっと衰退していくでしょう。最後は、構成員が誰もいなくなってしまうかもしれない。上司がよく言うように、日本の政府だって改革は続けているけど、世界の改革スピードには追いつけていないし、そもそも世界自体が変わってしまえば、計画している政策の効果は当然変わってしまいます。予想よりも効果が出ない、効果が出ないどころか悪影響が出る、そんなことだってありうるでしょう。ゼミも同じです。今が最高なら、その先を目指さないと、この先は廃れるだけです。
僕が考えるこの先は、ディベートというより、クライアントを意識したプレゼンやソリューションの発見ですかね。法理論的に答えを見つけられるようにはなってきていますが、クライアントの立場から眺めたら、最善には見えないものが多いし、若干現実離れした案もある。クライアントの最善の利益を考えつつ、現実離れしていない案を突き詰めていくと、敵でも味方でも似たような案に近づいてきます。そこでこそ、どこがクライアントにとって最重要な価値なのかを考えられるはずなんです。
ゼミも残すはあと少しです。4年生は卒論を中心に、毎回、実務よりの問題を扱っています。3年生は、時事問題にメスを入れて、自分たちなりの改善策を考えています。自分たちなりに、今の先を考えてみてください。新しい価値を見出せないと、ゼミでは意味ないと思うので。
2018年10月20日土曜日
具体的に話す、書くってどういうこと?
プレゼンテーションやメモでは、具体性がないとなかなか相手に納得させたり、説得力を持たせることができません。~と思うとか、頑張るとか、フィットするとか、書くのは自由ですけど、どうしてそう思うのとか、どうして頑張れるのとか、どうしてフィットするのという疑問に答えられていないからです。
たとえば、とか、具体的に言えば、という言葉を使うだけでは足りません。より大事なのは、エピソードです。そうだよね、って相手が感じられるエピソードを持っているかどうか、ということです。エピソードがないなら、時間の限りでエピソードを作ればいい。もちろん、エピソードは小さくてもいいんです。小さくても、そのヒトの人となりが具体化されるなら何でもオーケー。
あるセミナーに出たとか、サークルや体育会でこんなこと、あんなことをしたとか、こんなバイトをしてたら面白い事態に遭遇したとか、凄く具体的ですよね。そして、聞いている方は、はじめて具体的な状況を想像することが出来、共感しやすくなるわけです。
法学部に居ると、どんどん抽象的な話をしがちになります。演繹的に考えるので、仕方ないと言えば仕方ないのですけど、それだと、相手には、特に自分の知り合い以外のヒトには、どうしても伝わりにくくなります。また、抽象的に話していると、結論がどんなに変でも、なかなか気づけなくなります。何となく、ルールに事実を当てはめるとこういう結論になる、そういう話し方に終始していると、聞かされた相手が腑に落ちなくてもどうでもよくなってしまいがちなんです。
ゼミのプレゼンでも、ゼミの選考でも、印象を変えるのはやはりエピソードです。具体的に話したり、書いたりする技術、是非、磨いてください!
たとえば、とか、具体的に言えば、という言葉を使うだけでは足りません。より大事なのは、エピソードです。そうだよね、って相手が感じられるエピソードを持っているかどうか、ということです。エピソードがないなら、時間の限りでエピソードを作ればいい。もちろん、エピソードは小さくてもいいんです。小さくても、そのヒトの人となりが具体化されるなら何でもオーケー。
あるセミナーに出たとか、サークルや体育会でこんなこと、あんなことをしたとか、こんなバイトをしてたら面白い事態に遭遇したとか、凄く具体的ですよね。そして、聞いている方は、はじめて具体的な状況を想像することが出来、共感しやすくなるわけです。
法学部に居ると、どんどん抽象的な話をしがちになります。演繹的に考えるので、仕方ないと言えば仕方ないのですけど、それだと、相手には、特に自分の知り合い以外のヒトには、どうしても伝わりにくくなります。また、抽象的に話していると、結論がどんなに変でも、なかなか気づけなくなります。何となく、ルールに事実を当てはめるとこういう結論になる、そういう話し方に終始していると、聞かされた相手が腑に落ちなくてもどうでもよくなってしまいがちなんです。
ゼミのプレゼンでも、ゼミの選考でも、印象を変えるのはやはりエピソードです。具体的に話したり、書いたりする技術、是非、磨いてください!
2018年度のゼミ生選考について(結果)
ゼミに応募してくださった学生の皆様には、改めて心からお礼申し上げます。最初で最後かもしれませんが、本当に多くの学生に応募していただきました。
応募者数の男女比は、男性28パーセント、女性72パーセントでした。どの学生も、ゼミに入っていただけるくらいポテンシャルが高く、悩みに悩んで合格者を決めさせていただきました。面接の後、志望理由書を何度も読み返し、最後の最後で成績も考慮しました。ご期待に添えなかった学生には、心から申し訳なく思います。本当に申し訳ございませんでした。
今年の課題は、プレゼミ生の取り扱いと、男女バランスでした。まず、プレゼミ生についてですが、昨年度までの選考と異なり、プレゼミからの応募者が減ったため、昨年のようにプレゼミ生がゼミの半数以上を占める、という事態にはなりませんでした。他方、男女バランスについては、先に申し上げたとおり、応募者の中で女性の割合が極めて多い、という状況でした。合格者の男女比を是正するためには男性の合格率を極端に上げる必要がありますが、それでは逆差別を生み出す可能性があり、慎重に対応した結果として、全体の合格者数が多くなってしまいました。競争率は、男性は1.57倍、女性は1.61倍になりました。心より深くお詫び申し上げます。
落選した学生に何かが足りなかったとかではなく、合格させられる学生の数が限られている関係で、やむを得なくこのような判断となりました。そのことは、どうか誤解しないでください。講義でもそれ以外でも、応募してくださった皆さんに何かしら、お返しできるものがあれば、と思っています。
合格された学生には、落選した学生の分まで存分に楽しんで欲しいし、一生懸命頑張って欲しいです。
M&Aの講義でも扱いますけど、実は契約後、クロージングまでにいろいろなことが生じ、その結果として株式の価値が変わってしまうかもしれない、という問題があります。ゼミ生やゼミ自体にも同じことが生じ得ます。すなわち、選考後にゼミの価値が下がったら大問題ですし、逆に、合格した学生が変わり果ててしまい、ゼミに合わなくなってしまう、そういうことが生じ得ます。2019年4月にゼミが始まるまでに、ゼミ自体の価値が今より上がっていて、新ゼミ生もさらにゼミにフィットする学生に変わっていたら、それが最善ですね。
新しいゼミ生におめにかかるのはもう少し先になりますが、それまでにゼミの価値をさらに高められるよう、最善を尽くしたいと思います。
ゼミの選考、本当にお疲れ様でした。そして、どうもありがとうございました。
応募者数の男女比は、男性28パーセント、女性72パーセントでした。どの学生も、ゼミに入っていただけるくらいポテンシャルが高く、悩みに悩んで合格者を決めさせていただきました。面接の後、志望理由書を何度も読み返し、最後の最後で成績も考慮しました。ご期待に添えなかった学生には、心から申し訳なく思います。本当に申し訳ございませんでした。
今年の課題は、プレゼミ生の取り扱いと、男女バランスでした。まず、プレゼミ生についてですが、昨年度までの選考と異なり、プレゼミからの応募者が減ったため、昨年のようにプレゼミ生がゼミの半数以上を占める、という事態にはなりませんでした。他方、男女バランスについては、先に申し上げたとおり、応募者の中で女性の割合が極めて多い、という状況でした。合格者の男女比を是正するためには男性の合格率を極端に上げる必要がありますが、それでは逆差別を生み出す可能性があり、慎重に対応した結果として、全体の合格者数が多くなってしまいました。競争率は、男性は1.57倍、女性は1.61倍になりました。心より深くお詫び申し上げます。
落選した学生に何かが足りなかったとかではなく、合格させられる学生の数が限られている関係で、やむを得なくこのような判断となりました。そのことは、どうか誤解しないでください。講義でもそれ以外でも、応募してくださった皆さんに何かしら、お返しできるものがあれば、と思っています。
合格された学生には、落選した学生の分まで存分に楽しんで欲しいし、一生懸命頑張って欲しいです。
M&Aの講義でも扱いますけど、実は契約後、クロージングまでにいろいろなことが生じ、その結果として株式の価値が変わってしまうかもしれない、という問題があります。ゼミ生やゼミ自体にも同じことが生じ得ます。すなわち、選考後にゼミの価値が下がったら大問題ですし、逆に、合格した学生が変わり果ててしまい、ゼミに合わなくなってしまう、そういうことが生じ得ます。2019年4月にゼミが始まるまでに、ゼミ自体の価値が今より上がっていて、新ゼミ生もさらにゼミにフィットする学生に変わっていたら、それが最善ですね。
新しいゼミ生におめにかかるのはもう少し先になりますが、それまでにゼミの価値をさらに高められるよう、最善を尽くしたいと思います。
ゼミの選考、本当にお疲れ様でした。そして、どうもありがとうございました。
2018年10月9日火曜日
オープンゼミの全2回を終えてー感謝あるのみ
2年生の皆様、現ゼミ生の方々、昨日はオープンゼミ2回目に来ていただき、本当にどうもありがとうございます。青学で4年目になりますが、あんなに多くの方々と一緒にやるオープンゼミははじめてで、凄く刺激的でした。現ゼミ生の努力がなければ、僕はオープンゼミの2回目を回避してスイスに飛び、今頃は認知症関連のカンファレンスに出席していたと思います。
2回目のオープンゼミは、1回目のオープンゼミとは色をがらっと変えて、会社で法律をどう使うのか、という観点から問題を作ってみました。実務家の方に現状を伺いながら、手探りで作りました。現ゼミ生にとっても、非常に扱いにくい問題だったと思います。なぜなら、会社のために法令やガイダンスを読んで何をするかなんて、法学部ではやらないから(笑)。普段、訴訟で勝つか負けるかとか、損害賠償責任を負うかとか、法理論を空中で戦わせているばかりですけど、生の事案にはそんな派手さはない。1つ1つの対応で、会社に利益を生み出せるようなアイディアを、法令やガイダンスに違反しない形で具体化していく、それだけです。会社によってアプローチは異なるでしょうし、まさに社員さんの能力が会社の将来を左右することになります。それを、ほんの少しでも感じて欲しかったのです。
新しい問題、答えがない世界でよりよい答えを探して競うゼミ、少しは楽しめたでしょうか。リーガル・エンターテインメントというと言い過ぎかもしれませんが、ゼミは、ゼミ生と僕で作り上げるもので、僕がやりたいことに皆さんをつきあわせるものではないです。知ってのとおり、ゼミにはいろいろなタイプのものがありますね。たとえば、輪読、判例評釈、論文を整理してある論点について議論するなどなど。僕は、そういう世界からゼミでは完全に離れたい、と思いました。研究のためとか関係なく、純粋にこんなゼミがあったら、就活や将来にとって少しでも役に立たないかな、法律を好きにならないかな、そう思って毎回、面白い最新の問題を探しています。なぜなら、実務の世界、現場に一度出たら、毎回が新しい問題に直面するからです。過去の案件を応用するといっても、二度と丸写しはできません。
ゼミ生には、法律の面白さを理解し、うまく使えるヒトになって欲しいです。学部生のころ、僕は法律が嫌いでした。今は大好きですが、当時は早く転部しよう、そう考えていたくらいです。嫌いになったのは、何が面白いのかまったく理解できなかったからです。ルールに事実を当てはめて、結論が出るとして、そこに面白さってあるのかわかりませんでした。今なら分かります。事実の集め方や評価はヒトによって違いますし、ルールの解釈も変わりうる。だとすれば、その事実やルールの扱い方、示し方、話し方で結論が変わり、会社や社会の未来が大きく影響を受けうる、ってことでしょう。しかも、最終的にはルールなんて必要があれば変えてしまえばいい。そう考えたら、法学も政治学も凄く面白い学問に思えました。
ゼミにはいろいろな学生がいてくれていい、というかいてくれた方が楽しいです。今、法律が嫌いでも好きになれるかもしれないし、コミニュケーションやプレゼンなんていくらでも上手くなります。大事なのは、やっぱり「センス」じゃないかな。事案に対してひたむきに、丁寧に、言葉を大事にして向き合えるかどうか。失敗しても、次回は反省して改善できるようなロブストな人間かどうか、僕は成績とかより、そっちをできる限り見たいです。
もう、応募がはじまっていますね。僕のゼミはまな板の鯉状態(笑)。あとは、結果を待って、土曜日の選考に臨みたいです。
最後になりましたが、個別ガイダンス、オープンゼミ2回分、そしてそれに至るまでの広報など、現ゼミ生にはただただお礼申し上げます。
すべてのプロセスを踏まえて、とくに他のゼミと十分に比較した上で、応募してくれた方々とお目にかかれるのを楽しみにしています。
2回目のオープンゼミは、1回目のオープンゼミとは色をがらっと変えて、会社で法律をどう使うのか、という観点から問題を作ってみました。実務家の方に現状を伺いながら、手探りで作りました。現ゼミ生にとっても、非常に扱いにくい問題だったと思います。なぜなら、会社のために法令やガイダンスを読んで何をするかなんて、法学部ではやらないから(笑)。普段、訴訟で勝つか負けるかとか、損害賠償責任を負うかとか、法理論を空中で戦わせているばかりですけど、生の事案にはそんな派手さはない。1つ1つの対応で、会社に利益を生み出せるようなアイディアを、法令やガイダンスに違反しない形で具体化していく、それだけです。会社によってアプローチは異なるでしょうし、まさに社員さんの能力が会社の将来を左右することになります。それを、ほんの少しでも感じて欲しかったのです。
新しい問題、答えがない世界でよりよい答えを探して競うゼミ、少しは楽しめたでしょうか。リーガル・エンターテインメントというと言い過ぎかもしれませんが、ゼミは、ゼミ生と僕で作り上げるもので、僕がやりたいことに皆さんをつきあわせるものではないです。知ってのとおり、ゼミにはいろいろなタイプのものがありますね。たとえば、輪読、判例評釈、論文を整理してある論点について議論するなどなど。僕は、そういう世界からゼミでは完全に離れたい、と思いました。研究のためとか関係なく、純粋にこんなゼミがあったら、就活や将来にとって少しでも役に立たないかな、法律を好きにならないかな、そう思って毎回、面白い最新の問題を探しています。なぜなら、実務の世界、現場に一度出たら、毎回が新しい問題に直面するからです。過去の案件を応用するといっても、二度と丸写しはできません。
ゼミ生には、法律の面白さを理解し、うまく使えるヒトになって欲しいです。学部生のころ、僕は法律が嫌いでした。今は大好きですが、当時は早く転部しよう、そう考えていたくらいです。嫌いになったのは、何が面白いのかまったく理解できなかったからです。ルールに事実を当てはめて、結論が出るとして、そこに面白さってあるのかわかりませんでした。今なら分かります。事実の集め方や評価はヒトによって違いますし、ルールの解釈も変わりうる。だとすれば、その事実やルールの扱い方、示し方、話し方で結論が変わり、会社や社会の未来が大きく影響を受けうる、ってことでしょう。しかも、最終的にはルールなんて必要があれば変えてしまえばいい。そう考えたら、法学も政治学も凄く面白い学問に思えました。
ゼミにはいろいろな学生がいてくれていい、というかいてくれた方が楽しいです。今、法律が嫌いでも好きになれるかもしれないし、コミニュケーションやプレゼンなんていくらでも上手くなります。大事なのは、やっぱり「センス」じゃないかな。事案に対してひたむきに、丁寧に、言葉を大事にして向き合えるかどうか。失敗しても、次回は反省して改善できるようなロブストな人間かどうか、僕は成績とかより、そっちをできる限り見たいです。
もう、応募がはじまっていますね。僕のゼミはまな板の鯉状態(笑)。あとは、結果を待って、土曜日の選考に臨みたいです。
最後になりましたが、個別ガイダンス、オープンゼミ2回分、そしてそれに至るまでの広報など、現ゼミ生にはただただお礼申し上げます。
すべてのプロセスを踏まえて、とくに他のゼミと十分に比較した上で、応募してくれた方々とお目にかかれるのを楽しみにしています。
2018年10月6日土曜日
迷いを大事にーオープンゼミ2回目に寄せて
ゼミ選び、迷ってますか?迷っていいと思いますし、迷っている部分を大事にして、最後に結論を出して欲しいです。僕のゼミじゃなくても、自分にとって最高のゼミを選んでください。
迷うと言うことは、そこで引っかかる、納得がいっていないということです。他と比べて、マシなゼミ、ないし、リスクが小さいゼミを選ぶのもよいですし、リスクとベネフィットを考慮してリスクが大きくても大きなベネフィットも潜在的にはありそうなゼミを選ぶのも良し。最後に直感で選ぶも良し(笑)。悩みに悩んで選択して欲しいと思います。
案件の決断は期限ぎりぎりまで悩め、僕はそう教わりました。どんなに簡単な判断にも、見えてない事情があるかもしれない。できる限り調査し、リスクを最小化してから決断する、その繰り返しが自分や組織を救うと。失敗のない決断はないから、あとは縁というか、運というか神に祈るのみ、ですかね。
僕の個人的な見解になりますが(たぶん、ゼミ生からは怒られそうだけど)、迷うようなら、僕のゼミは避けた方がよいと思います。なぜなら、僕のゼミは他のゼミとの間で迷うはずがないからです(笑)。他のゼミと比較してくれたら必ず分かるはずですけど、違いすぎるのが僕のゼミ。嫌か好きか、どっちかしかあり得ない、だから悩まないんじゃないかな。
僕のゼミは、おそらくですが、これまでの法学部の常識からすれば、ゼミには該当しないと思います。僕自身は、こんなゼミで勉強したことはありません。担当の会なんて存在しないし、読んでくる判例も決まっていない。図書館に行ってもいいけど、その場で調べる方が大事。いきなりお題を出されて、必死に回答を出すためにリサーチして、考える。相手の出方を予想して、強みを活かして弱みを防御できるような理由付けを考えてプレゼンする。暗記や時間の浪費はゼロ。ゼミにあるのはセンス、リーガルリサーチ、チームワーク、そしてプレゼン。ただそれだけです。ああ、あとは飲み会とか合宿はありますけど(笑)。
医療と法という、最先端の法律問題が起こりやすい分野について、事実と法、そしてセンスを駆使して、クライアントの利益の最大化を追求してみるのが僕のゼミ。プレゼンにレジュメや台本は要りません。そんなの関係ない、というか時には「有害」だとさえ思います。原稿を読み上げているだけのヒトの話、聞きたいですか?準備するなら、ヒトの目を見て、自分の言葉で話せるくらいじゃなきゃ、ぜんぜん意味はないでしょう。現場では、準備時間なんてないですから、その場で、自分の言葉で切り返すしかないんです。レジュメやメモを用意する暇なんてないですよ。法律が言葉の学問だと言うことを、再認識して欲しいです。暗記やレジュメを作る能力の前に、もっと大事な能力というか資質がある、僕はそう思います。
僕のゼミは「華麗なるギャッツビー」のパーティに似ていると言いました。たとえば、初見の僕を用務員のおじさんと間違えた、とか飲み会で言っちゃうゼミ生とか、普通、ありえない、というかいないでしょ(笑)。でも、僕のゼミにはいるんです。感性が少しヒトと違うんだと思いますけど、それはそれでいい。それが個性なんじゃないかな。ちなみに、法律も同じだと思うんです。皆が正しいと言っても、何かしっくりこない、変だ、1人でそう思える感覚を大事にして欲しいです。そして、皆と議論してその感覚が変わるかどうか、ですよね。自分が意見を変えるのか、逆に、皆の意見を変えちゃうのか、必ずしも白黒ははっきりしないわけです。だって、答えは教科書に書いてないし、最高裁判決もないのですから。ちなみに、僕のことは、用務員のおじさんだと勘違いして欲しくないです(笑)。
10月8日のオープンゼミ、前回とは違って少しビジネスの観点を入れようかな、と思ってネタを探しています。なかなか見つからないんですけど、最後なので皆さんに少しでも楽しんで貰えるようにしたいです。
長くなりました。ゼミの選択で悩めるのもあと少し。迷える時間を大事にして、最後は自分を信じて応募してください。僕のゼミであれ、そうでなくても、悩んで出した皆さんの決断が後から正しかった、そう思えるようになることを心から祈っています。
迷うと言うことは、そこで引っかかる、納得がいっていないということです。他と比べて、マシなゼミ、ないし、リスクが小さいゼミを選ぶのもよいですし、リスクとベネフィットを考慮してリスクが大きくても大きなベネフィットも潜在的にはありそうなゼミを選ぶのも良し。最後に直感で選ぶも良し(笑)。悩みに悩んで選択して欲しいと思います。
案件の決断は期限ぎりぎりまで悩め、僕はそう教わりました。どんなに簡単な判断にも、見えてない事情があるかもしれない。できる限り調査し、リスクを最小化してから決断する、その繰り返しが自分や組織を救うと。失敗のない決断はないから、あとは縁というか、運というか神に祈るのみ、ですかね。
僕の個人的な見解になりますが(たぶん、ゼミ生からは怒られそうだけど)、迷うようなら、僕のゼミは避けた方がよいと思います。なぜなら、僕のゼミは他のゼミとの間で迷うはずがないからです(笑)。他のゼミと比較してくれたら必ず分かるはずですけど、違いすぎるのが僕のゼミ。嫌か好きか、どっちかしかあり得ない、だから悩まないんじゃないかな。
僕のゼミは、おそらくですが、これまでの法学部の常識からすれば、ゼミには該当しないと思います。僕自身は、こんなゼミで勉強したことはありません。担当の会なんて存在しないし、読んでくる判例も決まっていない。図書館に行ってもいいけど、その場で調べる方が大事。いきなりお題を出されて、必死に回答を出すためにリサーチして、考える。相手の出方を予想して、強みを活かして弱みを防御できるような理由付けを考えてプレゼンする。暗記や時間の浪費はゼロ。ゼミにあるのはセンス、リーガルリサーチ、チームワーク、そしてプレゼン。ただそれだけです。ああ、あとは飲み会とか合宿はありますけど(笑)。
医療と法という、最先端の法律問題が起こりやすい分野について、事実と法、そしてセンスを駆使して、クライアントの利益の最大化を追求してみるのが僕のゼミ。プレゼンにレジュメや台本は要りません。そんなの関係ない、というか時には「有害」だとさえ思います。原稿を読み上げているだけのヒトの話、聞きたいですか?準備するなら、ヒトの目を見て、自分の言葉で話せるくらいじゃなきゃ、ぜんぜん意味はないでしょう。現場では、準備時間なんてないですから、その場で、自分の言葉で切り返すしかないんです。レジュメやメモを用意する暇なんてないですよ。法律が言葉の学問だと言うことを、再認識して欲しいです。暗記やレジュメを作る能力の前に、もっと大事な能力というか資質がある、僕はそう思います。
僕のゼミは「華麗なるギャッツビー」のパーティに似ていると言いました。たとえば、初見の僕を用務員のおじさんと間違えた、とか飲み会で言っちゃうゼミ生とか、普通、ありえない、というかいないでしょ(笑)。でも、僕のゼミにはいるんです。感性が少しヒトと違うんだと思いますけど、それはそれでいい。それが個性なんじゃないかな。ちなみに、法律も同じだと思うんです。皆が正しいと言っても、何かしっくりこない、変だ、1人でそう思える感覚を大事にして欲しいです。そして、皆と議論してその感覚が変わるかどうか、ですよね。自分が意見を変えるのか、逆に、皆の意見を変えちゃうのか、必ずしも白黒ははっきりしないわけです。だって、答えは教科書に書いてないし、最高裁判決もないのですから。ちなみに、僕のことは、用務員のおじさんだと勘違いして欲しくないです(笑)。
10月8日のオープンゼミ、前回とは違って少しビジネスの観点を入れようかな、と思ってネタを探しています。なかなか見つからないんですけど、最後なので皆さんに少しでも楽しんで貰えるようにしたいです。
長くなりました。ゼミの選択で悩めるのもあと少し。迷える時間を大事にして、最後は自分を信じて応募してください。僕のゼミであれ、そうでなくても、悩んで出した皆さんの決断が後から正しかった、そう思えるようになることを心から祈っています。
2018年10月2日火曜日
オープンゼミ1回目(お礼)
昨日、オープンゼミの1回目が終わりました。
正確な数はわからないですけど、予想以上に多くの学生に来ていただき、ゼミを体験していただきました。お忙しい中、貴重な時間を割いていただき、心より深くお礼申し上げます。
チームごとの人数があまりに多くて、十分に議論しにくかったかもしれませんね。申し訳ございません。本当のゼミでは、あんなに多くの方々と一緒に議論することはありませんので、ご心配なく。より少人数のグループで、密な議論を短時間で仕上げ、プレゼンまで持っていくことになります。
法律問題は、スパッと1つの答えが見つかるなんてほとんどありません。今回は、公共政策というか、どちらかというと官僚や地方自治体の職員の立場から考えてみましたけど、複数の「解」から、事情に応じて1つの解が選ばれるだけで、そこに合理的な理由はほとんどない、と言うのが現実です。官僚と1度話せばわかります(笑)。どんな状況でも対応しうるように、複数の解を用意しておき、場面場面に応じてベストそうなカードを切り続ける、それだけです。今回は、法改正を必要とするのか、それとも法改正をしないで法解釈と実施基準の改訂で済ませるのか、という対立の構図をわざと作りましたが、実際にはどちらも採用されうると思います。もっとも、医療と法では、アクセスを高め、コストを低くし、しかもクオリティを高める法の使い方が望ましい、という大原則があります。どちらの解が、望ましいのでしょうね。難しい問題です。
ゼミで一番大事なのは、センス良く問題を処理し、解が複数になることを理解した上で、自分の与えられた立場から最善のものを選び、それが最善であることを皆に説得力のあるプレゼンで示せること。教科書の内容を覚えていても、成績がよくても、なかなかできない芸当をゼミでは学びます。そうでなきゃ、講義に加えてわざわざゼミを履修する意味なんてない、僕はそう思うのです。今まで見たことのない、法律問題を含む新しい事案に即座に対応できないなら、法学部卒の意味はない、そう思います。
3年生にとっては、多くの2年生を交えてグループディスカッションをこなし、プレゼンまで導く大変な作業だったと思います。席の配置、3年生がどこに座るか、どうやって2年生に意見を言って貰うのか、プレゼンでどこをアサインするのかなどなど、腕の見せ所は満載でしたけど、満足のいくリーダーシップを発揮できましたでしょうか?
青学の法学部にはいろいろなオープンゼミがありますから、是非、比べてみてください。
比べてみて、はじめて僕のゼミの良さも悪さも理解していただけると思います。
90分1本勝負を2年間必死に繰り返した先に、皆さんの夢が叶うような出口を用意できたらな、そう思っています。法律の知識もプレゼンも、所詮は道具。夢を叶えることの方が大事ですから。
来週は、別な問題を用意して皆様をお待ちしています。お時間の許す方で、関心のある方は是非、オープンゼミ2回目にお越しいただければ幸いです。
正確な数はわからないですけど、予想以上に多くの学生に来ていただき、ゼミを体験していただきました。お忙しい中、貴重な時間を割いていただき、心より深くお礼申し上げます。
チームごとの人数があまりに多くて、十分に議論しにくかったかもしれませんね。申し訳ございません。本当のゼミでは、あんなに多くの方々と一緒に議論することはありませんので、ご心配なく。より少人数のグループで、密な議論を短時間で仕上げ、プレゼンまで持っていくことになります。
法律問題は、スパッと1つの答えが見つかるなんてほとんどありません。今回は、公共政策というか、どちらかというと官僚や地方自治体の職員の立場から考えてみましたけど、複数の「解」から、事情に応じて1つの解が選ばれるだけで、そこに合理的な理由はほとんどない、と言うのが現実です。官僚と1度話せばわかります(笑)。どんな状況でも対応しうるように、複数の解を用意しておき、場面場面に応じてベストそうなカードを切り続ける、それだけです。今回は、法改正を必要とするのか、それとも法改正をしないで法解釈と実施基準の改訂で済ませるのか、という対立の構図をわざと作りましたが、実際にはどちらも採用されうると思います。もっとも、医療と法では、アクセスを高め、コストを低くし、しかもクオリティを高める法の使い方が望ましい、という大原則があります。どちらの解が、望ましいのでしょうね。難しい問題です。
ゼミで一番大事なのは、センス良く問題を処理し、解が複数になることを理解した上で、自分の与えられた立場から最善のものを選び、それが最善であることを皆に説得力のあるプレゼンで示せること。教科書の内容を覚えていても、成績がよくても、なかなかできない芸当をゼミでは学びます。そうでなきゃ、講義に加えてわざわざゼミを履修する意味なんてない、僕はそう思うのです。今まで見たことのない、法律問題を含む新しい事案に即座に対応できないなら、法学部卒の意味はない、そう思います。
3年生にとっては、多くの2年生を交えてグループディスカッションをこなし、プレゼンまで導く大変な作業だったと思います。席の配置、3年生がどこに座るか、どうやって2年生に意見を言って貰うのか、プレゼンでどこをアサインするのかなどなど、腕の見せ所は満載でしたけど、満足のいくリーダーシップを発揮できましたでしょうか?
青学の法学部にはいろいろなオープンゼミがありますから、是非、比べてみてください。
比べてみて、はじめて僕のゼミの良さも悪さも理解していただけると思います。
90分1本勝負を2年間必死に繰り返した先に、皆さんの夢が叶うような出口を用意できたらな、そう思っています。法律の知識もプレゼンも、所詮は道具。夢を叶えることの方が大事ですから。
来週は、別な問題を用意して皆様をお待ちしています。お時間の許す方で、関心のある方は是非、オープンゼミ2回目にお越しいただければ幸いです。
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