ゼミは早いものでもう3回目が終わりました。3年生ゼミでは顔合わせの懇親会が開かれ、思いのほか盛り上がりました。スタートは悪くないですけど、問題はここからどこまで伸びられるのかです。2年間はあっという間ですから、是非、この調子で頑張ってください。
契約の力は偉大ですね。将来、やりたいことを実現するためには契約がなければ不可能です。絶対に無理です。契約だけでは足りなくても、契約がなければそもそも絶対にできません。ゼミ生の皆さんにも、そのことを知ってもらいたくて、まずは自分がチャレンジしてみることにしました。
実は、2017年の11月7日に着想したある企画が、2018年4月27日に実現しました。約6ヶ月かかっています。短いとも言えるし、長かったとも言えますけど、契約なしには将来の出来事を計画し、実行に移すことはできないのだと再認識しました。
人生は一回きり。だから、せめて青学での4年間を大事に過ごして、素晴らしい人生を送って欲しい。僕だってそんなメッセージを学生に伝えることはできます。ただ、あまり意味はないでしょう。僕は大学生活を満喫せずに今に至っているからです(笑)。誰に伝えて貰おうか、どう伝えて貰おうか、どこで伝えて貰おうか、伝えた内容をどこかに永遠に残しておくにはどうしたらよいか。そんなことを考えていました。
はじめての試みにはリスクがつきもので、何が起こるのかもよくわからないものです。やってみなければわからないリスクもあります。リスクを合理的に想像し、リスクをコントロールして、Win-Winな世界を創り出す。契約の本質に触れながら、約6ヶ月の間過ごしてきました(実際の準備期間は2ヶ月くらいです)。さまざまな方々の協力を得て、企画を現実のものにできました。関係者の方々には本当に感謝しています。
契約はまだ終わっていないけれど、企画の大半は2018年4月27日で実現しています。
契約が終わるときに、当事者がWin-Winな関係になっているように、そう思って今の時間を過ごしています。そして、新たな契約が結べたら、さらに面白い世界を見られるかもしれないですよね。
考えてみたら、ゼミに入るというのも、対価は伴わないけど、ある意味の契約なのかもしれない。せっかく入ったなら、ゼミ生の皆さんとWin-Winな形で終わりたいですね。そんなことをいう教員なんて、たぶん、どの大学にもいないでしょうけど(笑)。
ゼミ生の皆さん、契約の力を駆使して、是非、新しいことを実現してください。
応援しています。リスクのないところにリターンは絶対ないので。