2017年9月26日火曜日

オープンゼミ(2回目)を終えて

オープンゼミ(2回目)に来ていただいた学生の皆様、どうもありがとうございました。人数はさておき、とても嬉しかったです!

全員がゼミに応募してくれるわけではないでしょうし、仮に応募してくれたとしても全員とご一緒できるわけでもないのですが、僕としては、せっかく来てくれた学生に大事なことを伝えられたように思います。そういう意味では、あの一回だけ来て貰えただけでしあわせですね(笑)。

リスク、それは金融の世界であれ、そうでない世界であれ、利益の源泉として君臨しています。リスクをうまく取れなければ利益を生み出すことはできないからです。民法で言えば契約を駆使して、リスクは取引されることになります。民法を学んでいても、なかなか気付きませんよね。それは、実務に近い形で法律を学ぶ機会がないからです。仕方ないことです。

僕のゼミでは、毎回、新しい問題に既存の法令や判例を応用して解決する能力を磨きます。その題材が医療、というだけです。好きか嫌いかにかかわらず、医療には新しい法律問題がたくさんあります。ヒトの生と死に関係する世界で、最先端の技術が応用される世界だからでしょう。

入門演習に出ているかどうかにかかわらず、2018年度のゼミ生については一から選考させていただきます。

青学のゼミの中では、おそらく異質中の異質のはずですが、僕はこのようなやり方の方が学生の自主性を高めて、面白いことができるのではないかと本気で考えています。

リスクが大きいかもしれませんが、リスクのないところにリターンはないので、もしよかったら応募をご検討いただければ幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。

2017年9月25日月曜日

オープンゼミ(2回目)の告知

今日のオープンゼミでは、高いリスクの引き受け方について学びます。リスクが高いところにこそ大きなリターンが転がっている、そのくらいのことは誰でも知っていますね(笑)。リターンは誰でも欲しい。でも、リスクが顕在化したときに引き受け方を間違えると、耐えきれなくてリターンどころではなくなってしまいます。では、どうやってリスクを評価し、引き受けていくのか、それが今日のテーマです。医療と法を扱う演習ですが、就活的に言えば、どの業界にも使える技術です。一番フィットするのは、金融で言えば損害保険とか生命保険ですね。銀行は、お金を貸したときのデフォルト・リスクが問題なので、今日の問題をそのまま応用しにくいかも。

それでは、ご関心のある学生をお待ちしています。軽い気持ちで遊びに来てください。見たことがない、経験したことがないゼミを提供します!


2017年9月19日火曜日

オープンゼミ(1回目)を終えて

9月18日のオープンゼミに参加してくれた2年生の皆様、本当にどうもありがとうございました。予想よりも多くの学生が来てくれて、とても嬉しかったです。

トピックは内緒です。わざわざここで示すこともないので(笑)。ただ、日頃のありきたりなニュースの中に、面白い法律問題がごろごろしていることに気付かされるトピックにしました。悩みに悩んで、わざと身近な問題を特別に選びました。

オープンゼミでは、2年生もグループディスカッションに加わってもらい、現3年生と一緒に作業を体験してもらいました。外から椅子に座って眺めてみても、ゼミの良さや悪さは分からないですよね。短時間で法的な問題を見つけ出し、どういうアプローチで自分の側に有利な議論を展開するのか、そしてその内容をプレゼンテーションに落とし込むのか、それを実践して貰いました。

個別ガイダンスでは聞いて「んー、そうか」という感じしか持てなかったと思いますが、オープンゼミに参加してくれた学生には、このゼミがどのくらい他のゼミと違うのかを理解していただけたのではないかと思います。

僕は、どのゼミとも違う形で、皆さんと法律を学びたいと思っています。新しいスタイルなので非常に驚くと思いますし、不安もあるかもしれませんが、それでもよければ是非、ご応募くださいませ。苦労する過程自体が好きな人には合わないかもしれませんが、このゼミでは苦労をできる限り少なくしつつ、結果に直結するような内容を提供します。