2016年10月26日水曜日

2017年度ゼミ生の選考を終えて-to be or not to be

2017年度ゼミ生の選考を終えました。21名の応募をいただき、13名の合格としました。合格された方、おめでとうございます。合格通知を差し上げられなかった8名の皆様、本当に申し訳ございませんでした。男女比は、男性5名、女性8名です。もともと、女性から13名の応募があり、男性からの応募は8名でした。そのため、結果的に男女比がずれておりますが、お許しいただければと思います。

選考して感じているのは、学生の方々を選ぶのがとても難しい、ということです。皆さん、貴重な時間を割いて選考に臨んでくれて、感謝するばかりです。本当にどうもありがとうございました。最終的に増員1名で選考を終えたのは、12名を選ぶと公言していて、多数の増員合格を出すと、応募時に諦めた学生に対して問題になることや、今年度のゼミで人数が多いことによる弊害を感じているためです。少人数教育でしか提供できない密なグループディスカッションや、個人プレゼンテーションの時間が限定されてしまい、ゼミ生の満足度を下げてしまうことを恐れました。応募者の皆様のご期待に沿えず、本当に申し訳ございませんでした。

プレゼミからの応募者については、結果的に全員合格しましたけれども、毎年、そのような状況になるとは思わないでください。今回について言えば、プレゼミの学生が真剣に準備した結果、他の学生よりも受け答えが優れていた、というだけです。選ばれた学生には、特にプレゼミから応募した学生には、責任を感じて頑張ってほしいと切に希望いたします。

来年度、もしゼミやプレゼミに応募してくださる方については、少し考えてみてもらいたいことがあります。医療と法のゼミは、他のゼミとは決定的にアプローチが違います。その違いを理解して、他ではなくどうしてこのゼミを希望するのか、明確にしていただければ幸いです。プレゼンの技術は、どのゼミでも教えることでしょう。就活対策も、どのゼミでもそれなりにしてくれるでしょう。でも、医療と法のゼミで学ぶ技術は、他のゼミで提供されるものとは違います。どこが違うのか、他のゼミの良いところを捨ててもよい、そう思える理由がどこなのか、ぜひ聞かせていただきたかったです。その時、皆様がお持ちのエピソードを交えると、さらに説得力が増すと思います。

2017年度の選考、ご協力いただき本当にどうもありがとうございました。
ゼミでお目にかかれなくても、ぜひ講義でご一緒できるのを楽しみにしています。

2016年10月5日水曜日

オープンゼミを終えて

2週間にわたるオープンゼミを終えて感じるのは、予想以上に多くの学生に参加していただいたことです。記して深くお礼申し上げます。

今回のオープンゼミでは、来ていただいた学生にも現ゼミ生のグループディスカッションに加わっていただき、実際のゼミを直に感じてもらいました。

オープンゼミに来て下さった学生も、来られなかった学生も、ご関心のある方は応募していただければ嬉しいです。選考については何も申し上げられませんが、面接で皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています。

このゼミでは、法的なセンスとプレゼンテーションスキルを磨き上げて、将来、どのような法的問題に直面しても、それなりの回答を得て必要に応じて弁護士に頼ることのできるような人材育成を目指しています。医療と法がメインテーマですが、ゼミを出るころには、医療と法以外の問題にも対応できるようになるはずです。

このゼミは新しいゼミですし、おそらく、青学では他に類を見ないゼミです。珍しいということは、リスキーに見えるということですし、ベンチャーやスタートアップ企業のように感じる学生も多いことと思います。他方、新しいので、自分たちで内容を組み替えたり、改善することが容易です。自分たちの手で、よりよいゼミにしてゆける新しいゼミに、もしよかったらぜひお越しください。


Photo taken at a building located in Roppongi, Tokyo, JAPAN